「同じことしてて、飽きないの?」
今回は、自閉スペクトラム症の症状
「常同行動」に注目します!
急に壁に頭を打ち付け始める
ぐるぐる回り始める
その行動をひたすら繰り返す
そんな場面ありませんか?
いわゆる常同行動です。
子どもがお店で同じ場所を走り回る
これも常同行動のひとつ。
「みんなに見られてる」
「恥ずかしいからもうやめて!!」
「いい加減にしなさい!!!」
子どもを叱ってしまう…
こんな言い方したくなかったのに
見られてるから、つい…
辛いですよね。
お母さん、お父さんの気持ち
すごくわかります…
「やめなさい!!」
何度言っても聞いてくれない
そんな時に使える工夫を考えてみます。
「同じ行動を繰り返す…なんで?」
1番に考えられる理由は
「精神の安定」なのです!
常同行動は「自己刺激行動」とも
呼ばれています。
「退屈」「緊張」「困惑」
そんな時に常同行動を
起こしやすいと言われています。
では!
精神の安定
別の方法さがしてみませんか?
家庭でできる常同行動を止める方法
「他のものに興味をそらす」
例えば 手をずっと叩いている子ども
ぬいぐるみやおもちゃなどを
持たせてみてください。
それらに興味を示すと
手を叩くという行動が止まります。
扉を開け閉めしている子ども
扉を固定してみてください。
つまり原因を除くということです。
その後、絵本を読むなど
他の行動を示してみてもいいですね。
大切なのは
「やめさせる」のではなく
他の遊びに「誘導する」
ということです。
常同行動は、
子どもが自分自身で精神の安定のために
行なっています。
時には、許してあげることも大事です。
許容のタイミングを設けると
子どもも満足いくまでできるし
「止めなきゃ…」
そんなストレスも軽減されます!
ぜひ試してみてください!